一日、自分の心の動きに注目してみると、
本当に色々な感情が浮かんでは消え、また浮かんでは消えていくことに気がつく。

一日、何の感情も感じずに生きる事なんて不可能だし、
湧き出てくる感情は、自分の意志とは関係なく現れ、そして消えていく。

私は、自分の感情って、自然現象の一部なんだと思ってます。

「感情」

快
不快

楽しい
嬉しい
心地よい
安心
幸せな感じ
リラックス
愛おしく思う
ワクワクする
ありがたく思う
感謝する
穏やか
ホッとする
満足する

悲しい
辛い
怒り
うらやましく思う…転じて、嫉妬、妬み
自分のことが嫌になる
自分を責める
嫌悪感
イライラ
焦り
心配
不安
寂しい
ヒトと比べてしまう

不快な感情は、書き出してみるだけで何ともいや～な感じになる！

ネガティブな感情は、本能的に湧き上がる感情で、
生物としてDNAに組み込まれている。
「恐怖」や「怒り」といったような強い感情は、もともとは生命維持や種の保存に必要だったから。

ネズミが回し車をひたすら回り続けるのは
「楽しいから」というポジティブな感情からではなく
「そうしなければ生きていけない不安感」からやっているんだって。

現在の地球に生きる私たちは、
敵に襲われたり、
食べ物を求めて遠くへ狩りに行ったりする必要はないのだから、
極端な話、ネガティブな感情はもっていなくてもいいのかもしれない。

反対に、
心地よい「快」の感情は、敵から逃れたり、生存競争の中で生き残るためには必要ではない。
ここまで「快」の感情が発達しているのは、
今の、この便利な生活を手に入れた現代の地球に生きる人間だけなんだろう。

せっかく今、この時代に、人間に産まれたのだから、
心地よい「快」の感情をできるだけ感じていたいなぁと思うし
そうは言っても、自分の意志とは関係なくわいてくるネガティブな感情も、
「生き物」として味わいたいとも思う。

感情は誰のものなのか

夫に言わせると、私は前頭前野の発達が未熟らしく、
どうやら感情のコントロールに関しては、２歳児か、原始人か、、そのレベルらしい。

気がついたら不安になっていたり、
イライラしていたり、、
誰かに嫉妬して、劣等感を感じてしまったり…
明るく楽しくいられない自分が嫌になってしまったり…

感情(特にネガティブなもの)に振り回されている時って、
『「誰かほかの人」のせいで感情が湧き上がってきた』
と、思いがちになる。

あの人があれをやってくれないからだ！プンプン
あの人にあんなことを言われたからだ！むかつくーヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
あの人のせいで！こんな目に！
あの人がおかしいから！私は間違ってないのに～ヽ(`Д´)ﾉ

あの人のせいで、私がこんなに嫌な気持ちになるんだ！！(書いてて恥ずかしいわ)

長い事そんなことを考えてたのです(無意識に)。。

いやいやいやいや…
私の心の動きになんて、他の誰にも動かせないよ！！！エスパーかよ！！！

だってさー、
私の事楽しませてよ!!とか頼んで、実際にすぐ楽しい気持ちにさせてくれるような人がいたらすごくない？

結局、自分の今の気持ちって、自分の中にあるものでしかないのよね。
他の誰かがコントロールする事なんて不可能。

自分の感情は自分のもの。
あの人の感情もあの人のもの。

自分の不機嫌を人のせいにしたり、人の不機嫌は自分のせいなんじゃないのかと思ったりするのは、これはちょっと違うと思う。

私の考える、感情

自分の感情って、自分のものでありながら、
自分の意思とは関係なく湧き出てくる。

これって、自然現象と同じじゃないか！
と、ちょっとおもしろいと思っている。

雨が降って、止んで、晴れるように
朝太陽が昇って、夕方には日が落ちて、月が昇るように
春になると花が咲き、秋には種を落とし、葉を落としていくように

それと同じように
私の気持ちも、ワクワクした後には落ち込んだり、
楽しい気分の後には寂しくなったり、、
同じなんだなーと。

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まずは自分の気持ちを観察しよう。

あ、今心地よい気分なんだなー。じっくり心地よさを感じよう。
あ、今不安なんだなー。何に対して不安なんだろうな。不安だから焦っているんだなー
あぁ今すごくイライラしているなーー。

嫌な気持ちは抑えつけたり、無理にポジティブに変換する必要もないんだ。
嫌なものに蓋をしてみないようにするから余計に絡まってしまうんだ。
雨を止ませることができないのと同じように、悲しい気持ちを無理やり止める事はできない。

ただただ、私の中の自然現象を受け止めてあげよう。
感情に振り回されたくない！と思うから、余計に振り回されてしまうんだ。

まず観察して、受け止める。
それから、自分が心地よい物を自分で選んでいけばいいのかな

と、思うのです。

みんな一人ひとり心の中に自分の宇宙(感情)を持っている